沖縄と中国

唯ねーねー

2007年02月04日 21:26

最近「へぇ~」と思った話ふたつ。
昨日日本テレビで放映された「世界一受けたい授業」の一時限目、「地図には載っていないイケメンの境界線!ジェスチャーの境界線!」での話。中国ではオデコの禿げ上がってる人のほうがイケてる、んだそうだ。オデコが広いほうが頭使ってる賢い人だからだって。

それ聞いた瞬間頭の中を流れたのは、
♪頭(ちぶる)の禿ぎとぅし出来やーど……
という「ハイサイおじさん」のメロディ。あーあの価値観はもしかしたら中国に通じてるかも、と思った。

もうひとつは昨日読んだ中公新書の「古事記の起源―新しい古代像をもとめて」(工藤隆)。古事記の成立過程を中国の少数民族に残る歌垣や口誦神話から再構成する、というなかなか面白い著作なんだけど、本のテーマはさておき、「えっ?」と思ったのが、雲南省のイ族が祖先をまつる祭壇にかけておくというふたつの仮面のスケッチ(写真撮影は許されなかったらしい)。
……びっくりするほど「アンガマ面」にそっくりなんだよな、これが。

もしかしたら宮古のパーントゥにそっくりなお面も、南のほうのどこかで今もおまつりされてるのかもしれないなぁ。

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