沖縄研修旅行 その2
翌日は7時に起きて、コンビニで買ったパンを朝ごはんにして、名護行きのバスに一時間ほど揺られて嘉手納の福祉センターへ。ここの大広間が研修会場です。
練習した曲は、
御前風5曲(かぎやで風/恩納節/長伊平屋節/中城はんた前節/こてい節)
松竹梅之踊(揚作田節/東里節/赤田花風節/黒島節/そんばれ節/夜雨節/浮島節)
前之浜節(前之浜節/坂原口説/与那原節)
浜千鳥節
伊江節/世榮節/垣花節/揚沈仁屋久節
ここでお茶とお弁当の昼食。ここまででもいや大変でした。今まで練習したこと無かった最後の5曲ももちろんですが、御前風5曲だって、かぎやで風だけじゃなくて恩納節まで新年バージョンだし、前之浜節では曲のつなぎ目処理がいつも歌ってるのと違うし、夜雨節なんかいつも2番までしか歌わないのに当然のように3番が出てくるし……
お昼は関東支部から来ていたKさんと一緒に、事務局長の長浜先生のテーブルに押しかけてって一緒に頂きました。研修部長の石川先生も一緒。
こういうお昼食べながらの雑談がまた情報の宝庫。「秋の踊り」のとある部分の弾き方についても、「えっそんなとこ意識してなかった」という点を長浜先生に指摘されてビックリ。
確かに聴いて違いがわかるのは超人的に耳のいい人だけだと思うんだけど、知ってて弾くのと知らずに弾くのとはやっぱり違うもんなぁ。
長浜先生は、現在上巻の最初の方に小さい字でごちゃごちゃ書いてある「楽典」の部分を別冊にして、わかりやすく表記なども改めたものを出す準備作業をしておられるそうで、それが出るのも間近だそうです。
いや確かに、あの部分って字が小さいし一回読んだだけじゃ意味わかんないしで、わたしもちゃんと読んだことないんですよね(汗)。でもあそこに書いてあることって、実はとっても大事なことらしい(滝汗)。別冊の出版が待ち遠しいです。もちろん即注文します。
さて午後の部はというと、
仲節/清屋節
百名節
これだけ……なんだけど。
「仲節」が今回のハイライトとも言うべき超難曲、演奏時間25分強という曲ですから。
「一生弾かずにすめばよいが」と願ってた曲です。
あんまり長すぎるんで今まで弾いてみようという気にもなれなかった……
で、今回これに参加を決めてから必死に自主トレしました。だって25分間もエアー三線やってるわけにはいかないもん。
おかげさまで、時々「ココはどこ?」現象に陥りつつもなんとか最後まで完奏。自分をほめてあげたい(爆)。
これに比べたらチラシの「清屋節」とかこの間芸能大会でもやった「百名節」は楽勝。
でも石川先生や長浜先生に曲の途中で調弦変える時の音の出し方の心得とか(石川先生いわく、「師匠の島袋正雄先生に厳しくしつけられた」とか)、舞台でチンダミする時には下を向いてはいけないとか、すごくためになる話を聞いて、ほんとに飛行機代払ってでも参加する価値はあると思いました。教師研修会は年に4回あるので、またなんとか都合つけて出席したいです。
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