さんしんの日当日
昨日は「三線の日」当日。
浅草公会堂で沖縄音楽三線教室の第二回発表会が開かれたので行って来ました。
ポカポカ陽気になったおかげで、ようやく「花織り風」オリーブ色の洗える着物デビューができた。合わせたのは先日新浦安のリサイクルショップで見つけた青地の紅型の帯。上に紺地の羽織を着ていったけど、日中はほとんど要らなかったね。
さて、開場時刻ぎりぎりに浅草駅に着いたので、人波をかきわけかきわけ、ようやく浅草公会堂に到着……って、
なんなのこの長蛇の列~!
列の中途に知り合いのそのまた知り合いがいたおかげと、いい席を別の知り合いが取っておいてくれたおかげで、開演前にすべりこみセーフ。こういう時に沖縄系人脈がフル活用されるわけで(笑)。
結局、開場に手間取ったせいもあって開演時間になってもお客さんが入りきらず、「かぎやで風」がザワザワ状態で始まってしまったのは惜しかった。
二回目ということもあって、
前回の発表会より手際がよくなってきたように思うけど、まだまだいろんな点でブラッシュアップする余地はありそう。次回に期待します。
なーんて偉そうなこと言ってますが、
来週末(3/10)にステージを控えている身としては、ヒトゴトではない面もあったりする(笑)。
ステージそのものは、盛りだくさんで楽しかった。沖縄音楽三線教室の主催者である伊良皆高吉先生の人脈のなせる業か、スゴイ大物ゲストまで登場。なんと八重山古典音楽界の大御所、玉代勢長伝氏。幕開けの斉唱に参加されただけでなく、なんと独唱「いやり節」「くいへー節」を披露。
5年前に石垣島で三線の日記念イベントを見に行った時にお姿は拝見しましたが、ナマ演奏は初めて。いやーCDで聴いた声とおんなじだぁ、なんて妙なところで感動してしまったりして(爆)。
あ、でも、石垣島でも今日は当然「三線の日」記念イベントやってるはずよねぇ。いいのかなこっちに来ちゃって……
フィナーレはトゥバラーマではじまり、ユングトゥ(誦み言)という珍しい演目や、ヤイマグチ炸裂トーク(おーいだれか通訳してくれ~)など、だんだん会場は八重山化……そこで三線がジャンジャン鳴り出し「モーヤータイム(沖縄本島で言うところのカチャーシータイム)」に突入してしまったからさあ大変。
お客さんも出演者も入り乱れての乱舞……
赤フンの「あぶじゃーまー」も踊ってるし……
なぜか
寅さんもいるし……(爆)
ともかく、盛会のうちに幕が下りたのであります。
いや、いろんな点で勉強になった発表会でした。
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