沖縄芸能大会2007

唯ねーねー

2007年10月15日 22:19



昨日は沖縄芸能大会の第70回公演でした。いやー終わった終わった。やれやれ。
今年の出番は最初と真ん中とトリのひとつ前、と見事に分散。ってことは最初っから最後まで衣装脱げないということで……

衣装はどうしようかなと思ったけれども、年に一度のお祭りだし、比較的着付けを手伝ってもらう人を確保しやすい、ということで、黒留袖着用に決定。なんせ「人生最大の衝動買い」のマイ留袖ですから、最低年に一度は着ないと原価償却が……(爆)

でも今回は、あとでたっぷり後悔するはめになったけど。
黒留袖は第一礼装ですから、着用に当たって必要な部品(?)の多いことといったらもう大変。
足袋、裾よけ、肌襦袢、衿芯、腰紐3本、伊達締め2本、襦袢、黒留袖、帯、帯板、仮紐、帯枕、帯揚げ、帯締……
(着物着たことがない人や男性には、たぶんこの半分もどんなモノを指すのかわけわからん、と言われそうですが)

毎回着るたびに「チェックリスト作っとけばよかった」と後悔するんだけど、終わると喉元過ぎれば、というわけで忘れてしまい、次の回になるとまた後悔する。学習能力のないやっちゃ。
で、今年もまた家を出て百メートルほど歩いたところで、 「げっ、伊達締め一本忘れた~」 などと引き返すはめになったり。あああ。

ステージのほうはまあ大事故もなく終了。もっとも器楽合奏では、弾き始めてすぐチンダミの狂いに気づいて一瞬凍りつく羽目に。
弾きながらえいやっとナカヂルを調弦。幸い一発で直ったけれど、自信ないので最後までナカヂルは小さめに弾いた(爆)。
一応楽屋出るときに調弦は確認したのだけど、三線って持ち歩く時は棹の部分を持つわけで、どうしても弦に触れるので、ちょっとしたはずみで狂うこともある。
(だからコンクールの時、曲に入る前に一回鳴らして音の確認をするのもお作法のうちに入っている)

舞台にあがってすぐに大急ぎで一回鳴らして確認しとくべきだったんだけど、座る位置の調整とかでバタバタしてる間に幕があがってしまった……
やっぱり油断禁物ですね。

今回は大学時代の女声コーラス部の先輩と同期が差し入れ持参で見に来てくれて、幕間や終演後におしゃべりができて楽しかった。なにしろジャンルは違えどステージ経験のある人たちばかりですから、裏のドタバタもよくわかってもらえるし(笑)。

終わって黒留袖脱いだら汗だく。今年はまたいちだんとステージが暑かったような気がするけど気のせいか……?
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