松田一利ライブ@名古屋

唯ねーねー

2008年11月24日 11:48


昨日はひさびさにライブに行ってきた。若手唄者松田一利のライブ「琉球うた 2008秋」。
いわゆるライブハウスで聴くライブって、本当に久しぶりなのだ。調べてみたら前回はなんと一年前の川門正彦ライブ……ま、いろいろあったから仕方ないんだけど。

名古屋は昔から「名古屋飛ばし」が有名なだけに、これからはますますライブを楽しむ機会が減りそうだけど、逆に東京みたいに行きたいイベントがバッティングするとか、「ちょっと出遅れると予約がいっぱい」という心配がなくなる、という利点もある。
今回も「開場前から行列状態」という東京のライブ状況を想像して行ったら……あれれ、お客さんこれだけ? うそぉ~……なんてモッタイナイ……
松田一利(かーずー)と言えば、前々からファンだったよなは徹のお友達(所属青年会が違うので、エイサーの季節だけは絶交状態になるらしいが)で、カチャーシー・ア・ゴ-ゴーライブなどで唄を聴いたことはあったけど、単独ライブでじっくりたっぷり聴いたのは初めて。

「ああ、今までなんてもったいないことしてたんだ~」と思ったけれど、公式サイトによれば東京での単独ライブも今回のツアーが初めてだということで、じゃあ仕方ないよな、と言い訳モード(笑)。

まず「いい声だなぁ」と感心(いまごろ気づくか)。賑やかな早弾きもいいけど、しっとり系情け唄に合う声だ、と思う。
今回は「アコースティック・パーシャ」で耳になじんでいたギタリスト知名勝との共演で、そのアレンジが加わると聴きなれた沖縄民謡の雰囲気がまたガラリと変わるのが面白かった。「屋慶名クワデーサー」なんてちょっと衝撃モノ。その一方、いままで散々聴き慣れた(ていうか歌い慣れた)「安里屋ユンタ」が、かーずーの美声と知名さんのギターであんなにも情感ゆたかなバラードに変わってしまうなんて……目からウロコ体験だった。

最後の「唐船ドーイ」(これもブルース調で面白かった)までたっぷり楽しませてもらって、出たばっかりというライブハウス限定CDにサインもしてもらって、大満足の夜だった(ビセマキさんとも久しぶりにお話できたし)。次回は絶対誰か誘おう。名古屋在住のみなさん、一緒にライブ行きましょうよ。ねぇ?

そうそう、今回は久しぶりに着物でお出かけでした。ずっと前からやろうと思って放りっぱなしだった「三線の帯」バージョン2がこの連休で完成したので……
今回のモデルはもちろん「三星君」です。


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