松田一利ライブ
松田一利
インディペンデントレーベル
発売日:2010-03-04
きのうはオキナワAサインバーKOZAで開催された松田一利ライブに行って来ました。
前回のライブは確か名古屋にUターンしたばかりの時だったから……うわーもう3年もたっちゃったのね。
でも確かに、あの時のライブ会場には知り合いなんてひとりもいなかったのに対し、今回のライブではもう「まわり知り合いだらけ」状態(爆)。3年間でこれだけ人脈が広がったんだなーと、ライブとは関係ない部分でちょっぴり感動していたのであります。
前回はギターの知名さんとふたりだったけど、今回は三線一本の単独ライブ。で、登場して開口一番の
「寒いね~」
には笑いました。
いやだって今朝の名古屋は今シーズン二度目の大雪だものね。でも幸い、今回の雪は前回よりも大粒で降り方はハデだったけど、ほとんど積もらなかったしすぐ溶けたしで、実害なくて助かりました。
沖縄じゃまず見られない風景を楽しんでいただけたようで何よりです(笑)。
演奏のほうは沖縄民謡にオリジナル曲を交えて、シンプルだけどなんかああいうのも好きです。前に聴いた「バラード・安里屋ユンタ」もよかったし、「北谷ナークニー」とか「てぃんさぐぬ花」とかも情感たっぷりでいい感じ。
それから曲の合間に挟まれる話がまた「北谷にーせーたーの日常生活(笑)」という感じで、お師匠さんや青年会のコワイ先輩とのやり取りとか、北谷周辺に暮らす外人さんたちとのちょっとしたかかわりあいとか、カーずーの内心独白(なぜかウチナーグチ)交じりで聞かされると、もう笑いのツボ押されまくりでした。
「舞方」という唄(これ実は、「かぎやで風」の早弾きバージョンなんですよね)と北谷トンネルで繰り広げられた琉球空手の「
掛け試し」のかかわりあいの話なんかも面白かったです。「掛け試し」って、養老孟司&甲野善紀の「
古武術の発見―日本人にとって「身体」とは何か (知恵の森文庫)」という本で知ったんだけど、ほとんど「リアルカンフー映画」の世界ですもん(笑)。
アンコールの最後はもちろん「唐船ドーイ」のカチャーシー。本当に楽しいライブでした。
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