東郷町で組踊

唯ねーねー

2012年09月29日 23:39



先週の日曜日、隣町の東郷町で開催された「組踊特別鑑賞会」に行ってきました。
最初この話を聞いたとき、「東郷町ってどこ?」と思いました。
上京前とUターン後、あわせて二十ン年名古屋市民やってますが、隣にそんな町があること知らなかった。東郷町の皆さんゴメンナサイ。

そんな身近なところで、東京でもめったに見られなかった本格的組踊が見られる、おまけにNHKのTV番組「組踊青春譜」以来贔屓にしている東江裕吉さんと人間国宝の宮城能鳳先生が「執心鐘入」をやるというのだもの、行かないわけにはいくまい。
というわけで、お友達のKAYOKOさん誘って出かけました。
この日の公演は、第一部が琉球舞踊で第二部が組踊「執心鐘入」。
沖縄芸能をあまり見たことのない人にもわかりやすいよう、プログラムも充実、舞台の脇には電光掲示板が置かれて字幕スーパーが付き、踊りの解説や楽器の紹介もあったりと至れり尽くせり。

踊りのレベルも高くて、演目は少ないけれどもとても見ごたえがあったし、「執心鐘入」はこれぞ組踊りのスタンダード、という感じで、東江裕吉&宮城能鳳師弟コンビの息の合った演技が最高でした。

「組踊は聴くもの」と言われるように、地謡の音楽と演者のせりふとの絡み合いや、場面に応じて緩急をつけた地謡の歌三線など、聴いてる分には面白いけど、あれを実際やれといわれたら難しいだろうなぁ。わたしにはとてもじゃないけどできそうにありません。
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