2008年04月20日

琉舞のハシゴ

琉舞のハシゴ

今日は千葉・東京・神奈川の一都二県をかけめぐる忙しい一日になった。
まず船橋の葛南県民センターに行ってパスポートの受け取り、そこからJRを乗り継いで新宿の京王百貨店へ。
そこで開催されている「沖縄展」のイベント会場で平良立子舞踊研究所の踊りを見て、今度は山手線と東海道線を乗り継いで川崎へ。
川崎の労働会館で開催された、平良豊子沖縄舞踊研究所の公演「琉球芸能の精華」の開演にギリギリセーフ。ぶーん

いやー、琉舞のハシゴってはじめてやったけど、面白かったぁ。

まずは京王百貨店の「沖縄展」。
実はこの間から、市川妙典の某所でおこなわれている平良立子さんの舞踊教室を見学させてもらっている。
舞踊の地謡をもっときちんとやるためには、踊りそのものもよく知らねば、と目覚めたわけ(笑)。自宅から地下鉄で3駅という近場でお稽古してるんだから、もっと早く習いに行けばよかった……まぁ教師免許を取るまでは、とても踊りにまで気を回すゆとりはなかったんですけど。

最初にお稽古を見せてもらってすぐ、結局琉球舞踊の踊れる身体作りからやんないとダメだなこれは、と悟りました。残り二ヶ月ちょっと、という時間じゃ入門段階にもたどりつけないわ、こりゃ。

そんなわけで、今日ちょっとしたステージをやると聞いたので見に行くことに。デパートの催事場の片隅のイベント会場でしたが、わたしがたどり着いたのはちょうど幕開けの「かぎやで風」がはじまったところで、客席はすでにいっぱい。

琉舞のハシゴ

演目は「かぎやで風」「上り口説」「四つ竹」「貫花」「読谷山紅イモ音頭」。いやよかったです~。♪赤

さて、午後は川崎の労働会館大ホールで開催された、「琉球芸能の精華」。
うちの師匠が地謡で出る、というのもあるけど、最大の興味は(師匠スイマセン)特別出演の前川守賢と司会の上原直彦。このコンビが沖縄の外で見られるなんて奇跡に近いもんね。

こっちも開演ぎりぎりに駆け込み。本日2回目の「かぎやで風」。
いや、この後も「上り口説」「四つ竹」「貫花」など、午前中と同じ演目が見られたのだけど、流派の違いによる細かな振り付けの違いとか、比べてみると本当に面白い。
なにより、妙典のお稽古を2回見せてもらっただけで、踊りの見方ががらりと違ってしまったのがわれながら驚いた。今までいろんなことがこうも見えてなかったのか~! という驚きです(笑)。

午前中に見たのと同じ演目以外の踊りでも、やっぱり少し見方が変わったなーと思う。

そうそう、注目の前川守賢&上原直彦。よかったですやっぱり。
上原直彦さんの司会はさすがでしたよ。場の持たせ方はさすがベテランだなーなんて思うと同時に、なんだか沖縄でラジオ聴いてるような妙な感覚(笑)。
ゲンちゃんもいきなり演歌歌手みたいな衣装で出てくるし(爆)。
でもあの「三線の2丁3人弾き」とか「恩納節による三線鑑定」とか、ほんっとにエンターテイナー。
頑張ってハシゴしたかいはあったね。充実した一日でした。


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Posted by 唯ねーねー at 23:00│Comments(0)ステージ
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