水曜日はカンフーの日

唯ねーねー

2010年01月29日 00:54


(自分の拳を写真に撮るって難しい)

1月12日に体験したカンフー入門コース、どうやら毎週水曜日の夜のお稽古として定着しそうな雰囲気です。
週中ってどうしてもストレスたまってくるから、ここで身体動かして解消しておくと確かに週の後半が楽に乗り切れるような気がするんですよね。
来月から「月4回パス」に切り替えようかしらん。
例の「五歩拳」も二歩まではなんとか動き覚えました。あくまでも動き、ですよ。
サマになってるかどうかは「かぎやで風」の時と同じで別問題(笑)。

でも、「五歩拳」はマスターすれば身体にもいいし、型としても美しいし、一連の動作がそんなに時間かからないので時間があればどこでもやれそうなのが魅力的。いわばカンフー界の「かぎやで風」ですね。
身体の柔軟性とバランス能力を鍛えないとどうにもならんが……

カンフー始めて気がついたのは、相当自分の身体が左右非対称になっちゃってること。たとえば「五歩拳」にしても、左展開パターンやってから同じ形を右展開パターンでやるので、左右まったく同じ動きをするわけです。で、右だとなんなくできるのに左だとダメ、とか、左は平気なのに右向きでやると「痛ってぇ~!」という動きや型があることに、すぐ気がつく。

ああ、相当身体ゆがんじゃってるなぁ、と思っていたら、先日のレッスンの時に先生が、左右どっちかで苦手な動きや姿勢があったら、それはそっち側の筋肉が弱いってことですと言った……あ、やっぱりそうなんだ~。

わたしにとっての三線の演奏が「三線との対話」なのと同様、カンフーは「自分の身体との対話」かもしれません。

そういや昔浦安で通ってた「骨盤CLUB(笑)」の先生にも、「右の骨盤がゆるんでます。前から左が悪かったけど、ここんとこ急に右側が悪くなってるので(つまり身体が悪い側をかばって動くので、あるときドカンと反動が反対側にくる)、まず右側を直す」と言われたんだっけ。

結局完治前にUターンが決ってしまい、先生に最後の施術をしてもらった時に、「一日に一回でいいからこれをやりなさい」と教えてくれた方法がある。それは両手を軽く握って前に出し、親指を立てて、そのままゆっくりと息を吐きながら腰を落としていき、またゆっくり息を吸いながら元の姿勢に戻る、というもの。

これ、ゆっくりやると結構途中経過が辛い。
で、時たま思い出したときにやる程度だったのが、「ドラゴン・キングダム」見てて、主人公のジェイソン君がこれをやらされてるのを見て、あ、これはコッチ系の鍛錬だったのか、と気づいた次第。
(後で見直したらまったく同じ形というわけではなく、でも五歩拳の中にも入ってる「馬歩」という型の修練でしたが)
もちろんそれからは毎晩2~3回やってます(笑)。

それから最近は会社でコーヒ-ブレイクするときは、片足立ちしてコーヒー(またはお茶)飲んでます(爆)。
やっぱり傍で見ててもカッコイイ動きやポーズにするためには、身体柔らかくしないといけないし、筋力つけないといけないしね。

それに家で風呂上りにストレッチやって、二歩拳(爆)やって、そのほかに少しずつ覚えた動きを練習してると身体があったまるのでしばらくヒーターつけずに済む。ここんとこ電気代かさんでいるので、省エネにもなって一石二鳥。

最近カンフーの極意はやっぱり「自分を鍛える(當自強)」なんだろうなぁ、と思うようになりました。
だから敵だけじゃなくて病気とか怪我とか「寄る年波(笑)」とかに負けない身体を作ることが基本なんだなーと思います。
格闘技としてのカンフーはほんの一部に過ぎない、っていうか。

で、レッスン受けた夜は、家に帰って風呂上りにいつもより軽めにストレッチやって(すでにやってるから)、身体がまだ覚えているうちに動きのおさらい……もちろん狭い家なので思いっきりやるとどこかにぶつけたりするので、一部ずつ細かく再生(笑)。

その後大事な「身体との対話」があります。
すなわち、身体のあちこち動かしたり押したりして、翌日以降に筋肉痛が出そうなところに湿布。なにしろ最近は1~2日たたないと筋肉痛が出てこないから、出てからでは遅い。
それでも予想もしてなかったところに筋肉痛が出て、翌々日あたりに「痛てててて、そこかぁ」と苦悶してたりしますが(自爆)。
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