2010年05月08日

春の信州

春の信州
一週間もあったゴールデンウィークも、終わってしまえばあっという間。
沖縄から続々届く友だちの旅行報告を横目に、わたしは自宅でせっせと部屋の壁紙貼りにいそしんでおりました。
おかげで汚い物置部屋だったわたしのパソコンルームも少し明るくなった……晴れ
実は時間と壁紙が足りなくて一面貼り残しがあるのですが、パソコンの前に座ると背後になるので目に入らなくなるのがミソ(笑)。残り一面はまた夏休みにでも貼ろうかなと思ってます。

連休中どこにも出かけなかったわけではなく、5月1日には弟夫婦と母と4人で信州に日帰りドライブに行ってきました。
春の信州って……いいですねぇ。

まず最初の目的地は飯田の元善光寺
車が飯田インターを降りたら、あたりな真っ白なりんごの花が満開でした。
元善光寺は長野の善光寺のご本尊(阿弥陀仏)がもともとあった場所と言われ、善光寺にお参りするんならこっちも行っとけ、という場所なんだそうです。その縁起がまたよく聞いて見るとスゴイ話で……

日本史で必ず習う「仏教伝来」の話。欽明天皇(聖徳太子の祖父)の時代、百済の聖明王が日本に送ってきた仏像が、物部氏と蘇我氏の争いの末に難波の堀に投げ込まれ、それをたまたま信濃国司のお供をして都に来ていた本田善光さんという人が拾得。故郷に持ち帰っておまつりしたのがこの元善光寺。その後ご本尊は今の善光寺に移されたけれど、拾った人の名前はお寺の名前として残り今に至る……

ってことは、日本に公式に伝来した仏様第一号は、お釈迦様じゃなくて阿弥陀様だったってことですよね。
なんとなくお釈迦様のイメージ強かったんだけど(笑)。
春の信州
こじんまりとして、ちょっとひなびた感じもするお寺でした。

そこから今度は中央アルプス越えて木曽へ。権兵衛峠にトンネルができたおかげであっという間に行けます。次の目的地は木曽路の宿場町、奈良井宿。
昔は木曽路といえば馬籠や妻籠がメジャーだったけど、この奈良井宿も古い町並みが残っててなかなかいい感じ。
春の信州

名産の漆器や昔ながらの胃腸薬、百草丸を売る店、美味しい蕎麦屋に混じって江戸時代さながらの旅籠も軒を並べ、こんなところで一泊するのもいいなぁという感じがします。

春の信州
骨董屋の看板猫。猫パンチの達人、いや達猫(笑)。

こちらは桜が満開で、そのほかにも菜の花とか水仙とか、やっと春を迎えてにいっせいに開花した花がきれいだし、もちろん新緑もあるし高い山には雪が残ってるしで、タイミング的にはベストでした。

あ、奈良井宿の喫茶店「こでまり」で食べたシフォンケーキも美味でしたよ。カフェ


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Posted by 唯ねーねー at 13:11│Comments(0)旅に出る
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