2011年04月01日

「被災地に本を!」図書支援組織始動

本日正式名称が「東日本大震災」と決定した今回の震災。
津波による被害は広範囲に及び、多くのものが流失・破壊の被害にあいました。
その中で決して日々の暮らしに支障が出るものではないけれど、後々までその損失が影響を及ぼす物のひとつに「本」があります。

8年前に宮古島を台風が襲った時、島の小学校の図書室が被害にあって、本が水浸しになってしまったという話がありました。
あの時も「宮古島の子どもたちに本を贈ろう」という運動が組織され、全国から多くの蔵書や図書券や支援金が寄せられたそうです。

今度は被害にあった図書館や学校の数は桁違いに多く、支援ももっと大規模にしていかなければ追いつきません。
というわけで復興もまだこれから、という段階でこの組織が立ち上げられました。
みなさまのご支援をお願いします。


残念ながら今のところこの運動は架空のものです。(2011/4/1現在)

……でも、なんとかか実現の方法はないかなぁと考えてしまう。

実際、こういう運動が始まれば「本を贈りたい」という人はいっぱいいると思うのです。
かたや子どもが大きくなってしまって読まなくなった児童書を抱えている家がある。
一方で被災地域では、多くの小学校が津波の被害を受けて蔵書を失っている。
これをうまくコーディネートすれば、多くの小学校が短期間で失った本のいくらかを取り戻せるはず。
(実はうちにも使わなくなった辞書が多数……汗
あるいはこんな方法も考えられるかもしれません。

1.各地の図書館や図書室が「ほしいものリスト」(Amazonのアレです)を作る。
2.一方全国各地に本の集積拠点を作って、そこに集まった本をボランティアがリストアップし、ネットに上げる。
3.「本集めボランティア」が1のリストと2のリストを見比べ、必要な本がどこにあるかを探して「この本はどこそこの図書館用」とリストに書き込んでいく
4.各拠点のボランティアがそのリストを見て本を取りまとめ、必要としている場所に発送する

最初にしっかりしたリストのフォーマットさえ作れば、この方式けっこうイケるような気がするんですけどね。
(逆に言うと、こういう組織をしっかり作らないと、一箇所に同じような本が集まっちゃうムダが出るかもしれない)
全国のブックオフみたいな古本屋さんにも協力してもらえると、もっといいかもしれない。
こんな運動がはじまったら、ボランティアとして参加してもいい、と真剣に思ってます。


同じカテゴリー(雑記)の記事
バケーション終了
バケーション終了(2018-02-10 23:18)

副業元年
副業元年(2018-01-08 00:05)

謹賀新年
謹賀新年(2014-01-02 11:43)

四代目パソコン
四代目パソコン(2013-07-15 15:24)

スマホ元年
スマホ元年(2013-02-02 22:52)


Posted by 唯ねーねー at 21:34│Comments(0)雑記
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。