乗鞍に行って来ました。

唯ねーねー

2009年07月15日 23:42



今日はひさびさに遠出です。乗鞍に行って来ました。
旅行会社の日帰りバスツアーだったのであまり予備知識なしにひょっと行ってしまいましたが、結構本格的に「山」でした~。いやー山はやっぱコワイ。
乗鞍畳平は標高2,702mで麓のほおのき平駐車場は標高1,234mですので標高差は約1,500mあります。これを一気にバスで登りますので高山病にかかる人も少なくありません。畳平に着いたらゆっくり呼吸をして急に走ったりしないようにしましょう。(飛騨乗鞍観光協会HPより)

よくよく考えたら、地上でそんな高いところまで来たのってたぶん大学時代の「アルプス越え」以来だと思う。あの時だってバスから降りてないし……というわけで、海抜2700mなんて高地で歩くのは初体験。一生懸命呼吸して酸素取り入れてるはずなのに、歩けば歩くほど息が苦しくなってくる。く、空気をくれ~。

歩きながら思ったことは「こりゃタダで連れてってやる、といわれてもマチュピチュ観光なんてできないわ……」ということでした。ネパールやブータンも無理っぽいな。

それに追い討ちをかけたのが「霧」でした。





バスが駐車場についたときにはいい天気だったのに、あれよあれよという間に霧が押し寄せてきて視界5mの世界(つまりそっから先はなんも見えねぇ、ってこと)。
そんな中、呼吸困難とも闘いつつ雪渓を横目に不消ヶ池の近くまで上り、富士見岳の裾を回って鶴が池のほとりを歩いて畳平に戻ってくる、という一時間コースを踏破。でもこれが霧だけじゃなくて風も強くてもう大変。台風中継のレポーターの気分がよぉくわかった(爆)。
畳平に戻ってきた時にはさらに霧が濃くなり、「うちのバスはどこだ~?」という状態に。
(まぁ自由時間はまだたっぷり残ってたし、休憩所でのんびりしている間に多少霧も晴れてきましたが)

こんな超初心者用ハイキングコースでも、「霧と強風」という要素が加わるだけでサバイバル実習になってしまうんだから、そりゃ遭難事故なんて簡単におきるわな、と納得させられました。


スカイライン入口では「ナマ仔熊」に遭遇。いきなりサファリパーク状態ですよ(笑)。
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