2008年06月12日

白保村上(うぃ)なか……

白保村上(うぃ)なか……

毎年恒例、秋の「沖縄芸能大会」まであと三ヶ月ちょっと。そろそろ具体的な演目が決まってくる。
これがねぇー、教師になると出番増えるのよ~。汗
今まで第一幕・第二幕と交互に出ていた幕開けの斉唱は両方出なくちゃいけない(しわけあって去年から両方出てるけど)、「女性教師による地謡」というのもあるらしい(汗)。

研究所ごとにひとつずつ分担する地謡は、今年はまた「日傘踊(花笠節~安里屋節)」だそうです。わたしが出場予定なのはこっちではなく、今年は去年に引き続いて「器楽合奏」。
去年は「松本節~中作田節~江佐節」だったのだけど、今年の曲目は「湊くり節~屋慶名クワデーサー節(早弾き)~白保節(早弾き)」だそうだ。
え……し、白保節ぃ?

前々から言ってるけれど、実は三線はじめたきっかけは新良幸人の演奏を聴いたからで、彼の代表的レパートリーである「白保節」はある意味憧れの曲だった。ひょんなめぐり合わせで八重山古典ではなく琉球古典の道に進んじゃったので、たぶん白保節を自分で弾くことはないだろうなぁ、なんて思ってた。

まさかそれをステージで弾くことになろうとは……

ちょっと嬉しい気もするけれど、手放しの喜びってわけじゃないのよね。湊くり節はとりあえずなんとかなるけど、屋慶名クワデーサー節はこのところ「ゆっくり弾きバージョン」の演奏機会が多かったので「早弾き勘」取り戻すにはちょっと時間が要るし、「白保節」にいたっては、琉球古典じゃ普通演奏しない曲なんだってば……タラ~

だから貰った工工四はもろ「手書き」(笑)。
手元にあった八重山古典の中にも「白保節(早調子)」の工工四があるので比べてみたら、案の定違ってる。たぶんこれ、沖縄本島の人たちが弾く「白保節」なのよね。
(嘉手苅林昌や登川誠仁の演奏を聴いたことがある)

今から三ヶ月でこれマスターするのかぁ……やれやれ。
幸い、実家のマンションは今住んでる木造アパートより防音性は高いので、来月からは夜もしっかり練習できるってことだな。


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Posted by 唯ねーねー at 22:45│Comments(0)お稽古
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