2008年08月13日

祝いの踊り

祝いの踊り

二ヶ月限定で琉球舞踊の教室に入門したのは5月のこと。
はじめは「たぶん歩き方覚えるだけで終わるはず……汗」と思ってたのが、優秀な先生や弟子のみなさんの協力で、まがりなりにも一通りの動きは覚えたのでありました。
(ちゃんと形になってたかどうかは別の話ベー

でも、せっかく覚えた「かぎやで風」も踊らなくなって一ヶ月もたつと記憶が劣化……ガ-ン
ちょっともったいないなぁ、と思ってたところにタイミングよく発売されたのがこのDVD&CDセットでした。

このセットに収録されているのは。「かぎやで風」と「カチャーシー」。おまけとして「かたみ節~めでたい節」が収録されてます。つまり、結婚式など沖縄のお祝いシーンで最低限必要な踊りのハウツーが収録されてるわけ。

値段も手ごろなのでさっそく買って見ました。「かぎやで風」は流派によって多少踊りが違うので、どうかなぁと思いながら……。もちろん、細かい型の違いはあるけれど、基本の流れは同じみたい。

でも頭で納得して実際踊ってみると、「あれ? ここどうするんだったっけ?」という箇所が続出。アガ!(痛い!)
少しずつ分解しながら解説してくれるシークエンスもあるので、何度かそこを見直しながら思い出すかな。
それと、自分の部屋(六畳間)ではスペース的に無理。家人のいないときを見計らって、居間のTV(PS2が接続してあるので)で再生して練習するしかなさそう(笑)。

このDVDには「嘉手久~唐船ドーイ」の男女別踊り方解説もあります。特に女性独特のあの「こねり手」の使い方など、後ろからのアングルで大写ししてくれるので、わかりやすくてマネしやすい。

それから一連のカチャーシーの踊りを丸ごと収録してあるのも役に立ちます。
なぜってね~、カチャーシーをはじめて教えてもらったときって、たぶん両手をあげて、頭の上の空気をかき混ぜるように、とか、引き戸を右に左に開くように、なんて言われてるはず。で「あとは適当にね♪赤」なんて……

この「適当に」が曲者。沖縄の人ならなんとなくわかるんだろうけど、内地の人間にはさっぱりわからない。結局最初に教えてもらった基本の動きを延々と繰り返すことになるんだけど、人間両腕を長時間上げっぱなしにしておくのは不可能。それをその場のノリで無理してやったりすると、翌日両腕の筋肉痛、という痛いツケを払うことになる。
(何度これで後悔したことか)

ところが、このDVDのカチャーシーを見てみると、いろんな動きのパターンがあることにすぐに気づく。腕だって上げっぱなしなわけがなく、下におろしたり腰に当てたりして楽させてるのだ。これだったら確かに「連続カチャーシー」フルに踊りとおすことだって可能じゃん。

というわけで、人とはちょっと違ったカチャーシーが踊りたい、沖縄の人にも「おぬしデキるな」と思わせてみたいという人にとっても、これ、かなり役に立つかもしれません。


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Posted by 唯ねーねー at 23:30│Comments(0)みるきくよむ
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