2015年03月29日

ナイトミュージアム3

ナイトミュージアム3


今日は久しぶりにお稽古の予定も入らなかった完全オフなので、ミッドランドスクエアシネマに映画見に行ってきました。
一作目からずっと追っかけてきた「ナイトミュージアム」の三作目。そして多分、これで完結です。
ニューヨークの自然史博物館から始まったこの物語、二作目では舞台をワシントンD.C.のスミソニアン博物館に移してスケールアップしたドタバタを繰り広げ、今回はついに大英博物館へ……スケール感は多少落ちたけど、相変わらずいろんなものが動いて楽しかったです。ガルーダ可愛かった。あれは二作目のアインシュタイン人形に匹敵する(笑)。

一作目は博物館好きというわたしのツボにぴったりはまった作品だったし、この映画がきっかけで、出演者のオーウェン・ウィルソンつながりで「シャンハイ・ヌーン」という映画を知り、そこから一気にジャッキー・チェンにはまっていった思い出深いシリーズでした。
そして一作目からお気に入りキャラだったテディ・ルーズヴェルト……実はこの映画見て初めてルーズヴェルト大統領ってふたりいたんだと知ったのですが……それを演じたロビン・ウィリアムズがもういない、というのがとても悲しい。

思えばこの一作目を見たのは2009年。もう6年かぁ、とこっちも遠い目にならざるを得ないわけで。

一作目ではフラフラして定職につかない父にあきれる現実的な息子、という関係だったラリーとニックが、やりたいことが定まらず絶賛モラトリアム中の息子と「とりあえず大学には行っとけ」と現実路線をすすめる父親、という関係に逆転しているのが「あるある」という感じでなんだかおかしかったけど、すっかり大きくなって可愛げのなくなったニックの姿に歳月を感じてちょっとほろにが気分。

シリーズを通じて奇跡の源であった石板(タブレット)に異変が生じてさあ大変……というのが最大のヤマのようですが、実際はわりとあっけなく謎が判明。つまりタブレットなんだから充電が必要、というわけね(笑)。もちろん充電してはい解決、というわけにはいかないので新キャラのサー・ランスロットも絡んでひと悶着ありますが、お約束通りぎりぎりのところで危機は回避されます。

やっぱり今回の作品のメインは、そういったところより3作目ということでシリーズの大風呂敷のたたみ方。エンディングに向かってどんどん切なくなっていくんですよねぇ……
いったん「警備員」という定職についたはずのラリーも、ラストでは新しい人生のステージに向かって踏み出していきます。ここいらへん、まだまだ安定志向の強い日本と違って常に新しいものを目指すアメリカならではなのかなぁ、と思ったり。

それにしても、テディ・ルーズヴェルトとラリーの別れに泣くものか、と身構えていたところで、まさかアッティラにホロリとさせられそうになるとは思わなかったわ。やられた。

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Posted by 唯ねーねー at 17:39│Comments(0)みるきくよむ
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