2008年11月22日
初アマゾン

最近、本屋に行かなくなったよなぁ、と思う。
ひとつには、今夏まで住んでいた浦安の図書館サービスがめちゃめちゃ充実してたせいもある。なにしろ自宅から歩いて3分のところにそこそこの本をそろえた図書室つきの公民館があり、そこにない本でも頼めば取り寄せてくれるのだから、お金とスペースの節約になる。
名古屋に引っ越して一番痛かったのは、この「歩いて3分の書庫」を失ったことかもしれない。
で、最近もっぱら愛用してるのが一駅隣のブックオフ。新刊でどうしても欲しいものがある場合は、もっぱらセブンアンドワイを利用して、自宅近くのセブンイレブンに配達してもらう。これだとコンビニで普通に代金を払えば本が入手できるので、本屋で本を買うのとあまり変わらない感覚で利用できる。
というわけで、今までアマゾンは使ったことがなかったのだが……
ブックオフでもセブンアンドワイでも対応できない本がある。それは、洋書(とその古書)。
最近、「波照間島記」を注文してくださった方から、昔わたしが翻訳した「ドラゴンの騎士」を読んだというメールをいただいた。20世紀アメリカの大学助手(中世史専攻)から14世紀イングランド(といってもやはり魔法が通用するパラレルワールド)の地方領主へと、ひょんなきっかけでとらばーゆしてしまった青年ジムとその恋人アンジーをめぐるファンタジー、まだ学生気分の抜けきっていない主人公が、現代と中世のカルチャーギャップの中で悪戦苦闘しながら成長していく様子がわたし的にはけっこう面白かったのだけど、残念ながら売り上げがいまいち伸びず続編は出ずじまい……
メールでその話をしてたら、ふいにあの続きが読みたくなった。「ドラゴンの騎士」を翻訳してた頃、翻訳者の特権で続きはある程度読んでいる。だから先の話がけっこう面白かったことも覚えている。
実は、文庫本の世界にはこういった「幻のシリーズ(原作はちゃんと存在してるのだけど、日本では出版されずじまいに終わったシリーズ)」がいくつかある。続きがどうなったか知りたいのは個人的にそのシリーズにはまった人だけで、売れなかったということはそういう人は圧倒的な少数派なので、その人たちの望みがかなえられることはない。
たいていの場合「あの話、あのあとどうなったんだろうなぁ……」という漠然とした欲求不満をかかえたまま、いつしか記憶の底に埋もれていくわけだ。
でも、どうしても続きを知りたいという熱意と根性さえあればその不満は解消される。つまり、原書を手に入れて読めばいいのだ(笑)。首都圏に住んでた頃は、洋書専門店や神田にある洋書専門の古本屋に探しに行ったものだけど、アマゾンでは洋書も古書も扱っているので、居ながらにして全世界の支店から在庫を捜すことができる。
というわけで、アマゾンを検索して、比較的手頃な価格で入手できるペーパーバックの続編を2冊発見、購入した。他にもあったのだけど、そちらはかなり高価なハードカバー本だったので今回は断念。そのうち安いものが出るかもしれないし。
先日、 まず一冊目が到着。
もう一冊が届くには少し時間がかかりそうだ。なぜなら、発送元はスイスの古本屋、らしいから(笑)。
最近、「波照間島記」を注文してくださった方から、昔わたしが翻訳した「ドラゴンの騎士」を読んだというメールをいただいた。20世紀アメリカの大学助手(中世史専攻)から14世紀イングランド(といってもやはり魔法が通用するパラレルワールド)の地方領主へと、ひょんなきっかけでとらばーゆしてしまった青年ジムとその恋人アンジーをめぐるファンタジー、まだ学生気分の抜けきっていない主人公が、現代と中世のカルチャーギャップの中で悪戦苦闘しながら成長していく様子がわたし的にはけっこう面白かったのだけど、残念ながら売り上げがいまいち伸びず続編は出ずじまい……
メールでその話をしてたら、ふいにあの続きが読みたくなった。「ドラゴンの騎士」を翻訳してた頃、翻訳者の特権で続きはある程度読んでいる。だから先の話がけっこう面白かったことも覚えている。
実は、文庫本の世界にはこういった「幻のシリーズ(原作はちゃんと存在してるのだけど、日本では出版されずじまいに終わったシリーズ)」がいくつかある。続きがどうなったか知りたいのは個人的にそのシリーズにはまった人だけで、売れなかったということはそういう人は圧倒的な少数派なので、その人たちの望みがかなえられることはない。
たいていの場合「あの話、あのあとどうなったんだろうなぁ……」という漠然とした欲求不満をかかえたまま、いつしか記憶の底に埋もれていくわけだ。
でも、どうしても続きを知りたいという熱意と根性さえあればその不満は解消される。つまり、原書を手に入れて読めばいいのだ(笑)。首都圏に住んでた頃は、洋書専門店や神田にある洋書専門の古本屋に探しに行ったものだけど、アマゾンでは洋書も古書も扱っているので、居ながらにして全世界の支店から在庫を捜すことができる。
というわけで、アマゾンを検索して、比較的手頃な価格で入手できるペーパーバックの続編を2冊発見、購入した。他にもあったのだけど、そちらはかなり高価なハードカバー本だったので今回は断念。そのうち安いものが出るかもしれないし。
先日、 まず一冊目が到着。
もう一冊が届くには少し時間がかかりそうだ。なぜなら、発送元はスイスの古本屋、らしいから(笑)。
Posted by 唯ねーねー at 22:25│Comments(0)
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