2012年02月12日

工工四

工工四

今日はひさびさにお稽古も何も予定のない休日だったので、思い立って手持ちの工工四の整理をしました。
一応本業(?)は野村流古典ですが、いろいろな歌に興味があるので、民謡はもちろん、八重山の歌、宮古の歌、BEGINの島唄、それ以外のポップスなど、いろんな工工四の教本やコピーが雑多に集まってきます。

だいたいの分類はしているのですが、いざ探すとなると見つからない……とか、同じコピーが何枚もあるのにまたコピーしてしまったり、自作の工工四は修正加えているうちにいろんなバージョンのやつが入り混じってしまったりタラ~、とかなり収拾のつかない状況になってきたので、これはいけないと思い、ファイルしてあるものやクリアーフォルダに放り込んだままの工工四を片っ端から取り出して、部屋中に広げて分別、いや分類。

どう見てもクリアファイルがもう2冊くらいないと収まらないな、とわかったので、無印良品に買出しに行ったのですが、びっくりしたのはすでにもうA4サイズのファイルしか置いていなかったこと。
ネットショップではまだまだB5のファイルも扱っているらしいけど、野村流音楽協会の工工四も新しい版はA4サイズで出版されてるし、B5は絶滅危惧種になっていくのかなぁ……

とりあえず今回は2冊買って、八重山関係の工工四はみんなそっちに移しました。

BEGIN関係の工工四も一冊にまとめて収納。ポップス関係の工工四はほとんど自作です。「ビギンの島唄 ~オモトタケオ~」のアルバム収録曲を全部耳コピして工工四に起こした(1だけです。2の「島人の宝」以降はやってません)のをはじめとして、新良幸人の「ファムレウタ」、りんけんバンドの「黄金三星」、古謝美佐子の「童神」、THE BOOMの「島唄」……すっかり作ったの忘れてた「明日があるさ」の工工四まで出てきた。そういえば缶コーヒーのCMソングで流行ったんだよなこれ(笑)。

あの頃はポップスの工工四などほとんど出版されなかったから、CDを繰り返し聞いて音拾って、三線一本でほかの楽器のサポートなくてもそれなりに聴こえるようアレンジして……
最近は古典の世界にさらにはまりこんでしまったし、基本自分のライブでは「著作権のある歌は歌わない」をポリシーにするようになったので、ポップスはあんまり歌わなくなってしまったけど、あの日々は確かに音感とアレンジ能力のいい修練になりました。

今回今までのジャンル分けから独立させたのは「BEGIN」のほかには「奄美・童謡・クリスマスソング」(笑)と「中国の歌」。
「中国の歌」は今のところ工工四化までこぎつけたのは「茉莉花」「康定情歌」「茉莉花(江蘇地方バージョン)」の3曲だけですが(実は公開できない隠し工工四が1~2曲あることはあるw)、この先いろいろ増えてくるといいなと思っています。


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Posted by 唯ねーねー at 19:31│Comments(0)三線
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