謹賀新年
あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。
今日名古屋から帰ってきました。
初詣は家の近くの藤森神明社。以前は大晦日、紅白が終わって「ゆく年くる年」が始まる頃家を出て……という気合の入った初詣をしてたんだけど、最近はそんな根性ないので翌朝起きてからお参り。だって寒いのイヤだし(爆)。
なので、最近はここが本当の「初詣」ではありません。その前に行くところが……
行き先は名古屋の中心部にあるとあるお寺。いちおう我が家の菩提寺です。
ここで毎年元旦に開かれる「修正会(しゅうしょうえ)」に参加するのが母とわたしの習慣。
いや、最近お盆は出勤してシフトで夏休み取るものですから、お正月くらい亡父のところに挨拶に行かないと、なんか仏罰下りそうな気がするんで……
うちの宗派は浄土真宗なので、まず最初に和尚さんの読経があって、そのあとみんなで「
正信偈(しょうしんげ)」というのを唱和します。
最初は意味もわからないし(今もほとんどわかってないけど)、独特の節回しがよくわからなくてまわりになんとか合わせてついていくのがやっとだったけど、最近はその節回しが心地よいなーと思えるように(笑)。
この画像で説明すると、基本の音の高さは「ラ」。
「上」と書いてあるところから一音上がって「シ」になります。
で、横についている点点が下向きになってる「之」のところから元の高さの「ラ」に戻り、また点点が下向きになってる「願」で一音下がって「ソ」になります。
で、そのまま最後まで「ソ」で歌って次のページで「ラ」に戻る。
これが基本形だけど、ずーっとそれでは途中で眠くなってくるためか、ときどき節回しに変形パターンが混じっているところがミソ。
これがおわった後にも独特の節がついた念仏があり、
親鸞の書いた「御文」があり、和讃があり……
というわけで、新年初の発声練習はここでやってるようなものなのです(笑)。
関連記事