週刊人間国宝
いや、
こんな雑誌があるなんて知りませんでした(笑)。
三線仲間から「こんなの出てるよ~」と知らされ、本屋で探すのも面倒だし、即
セブンアンドワイで検索して注文しました。本当に便利になりました。
「人間国宝」と呼ばれる人を毎週紹介していく雑誌のようで、52巻目にして沖縄の古典音楽と組踊の世界を紹介。残念ながら太鼓の島袋光史先生はお亡くなりになりましたが、三線の島袋正雄先生、照喜名朝一先生、城間徳太郎先生と舞踊の宮城能鳳先生の四人はお元気にバリバリ活動されています。
やはり琉球古典をやってる以上、この方々のことは知らないでは済まされない。その点この雑誌は勉強になります。写真もふんだんにあって雰囲気が伝わってくるし、琉球王国時代に首里城で上演された組踊の図解なんか非常に役に立ちます。組踊の舞台って能舞台によく似た構造だったんですね。踊りの場合は、橋掛りをずーっと歩いてくる間ウタムチを弾き続けて、舞台まで来たところで唄に入るわけだ、とか、そういうことがわかるのも面白い。
それにしても照喜名朝一先生の「
三線は覚えるのではなく、時間をかけて体に染(し)み込ませていくもの」という言葉は実に……ごもっともです。ははーっ。orz
巻末の「刊行予定」には、8月末に「雅楽」が出る予定とあります。これも面白そうだから買ってみようかな。
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