酔虎自在

唯ねーねー

2008年01月22日 22:18



先日わしたショップで買ってきた、登川誠仁のニューアルバム「酔虎自在」。
いやタイトルもお洒落だけど、ジャケットもお洒落よね。

全体的に唄のテンポはゆっくりめ。お孫さんほどの年齢のお弟子さんや、ホンモノのお孫さんに囲まれ、リラックスしてのんびり歌っている感じで、聴いてるこっちもまったり気分になってくる。
実は最初の「屋慶名クフヮディーサ」からビックリした……ウチと全然ウタムチ違う……
そして次の「新夢の沖縄島」では誠ぐゎーの「沖縄に対する愛」を感じてなんかしんみりしちゃうと同時に、誠ぐゎーの歌う一番を違和感なく引き継いで二番を歌う仲宗根創くんの歌声に感心。

その他にも、ヘタレな加那兄さんとしっかり者の遊女真牛の掛け合いが楽しい「金細工(かんぜーく)」とか、普段「秋の踊り」として歌っていたあの歌の、これが元歌かぁ、初めて聴いた、という「道輪口説」とか、えっ、これも歌っちゃうの~という「八重山育ち」とか、おなじみの歌(だけどこう歌うかぁ)からあまり聴いたことない歌まで、いろいろ入っていて飽きさせない。

そうそう、「金細工」は語りが誠ぐゎー、加那兄が仲宗根創、遊女真牛が仲村奈月、辻のアンマーを上勢頭みゆきという分業体制で歌っていて、これがちょっとしたオペレッタみたいで楽しい。三線教室の仲間と組んで宴会の余興でやってみたいなぁ(笑)。

まだまだ口は元気だから、これからもアルバムを何枚か出すよ~と言っているという誠ぐゎー、どうかお酒もタバコもほどほどにして、たくさんアルバム出してくださいね~。楽しみにしてますから。
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