「あんやたん」写真展を見に行く
仕事も決まってちょっと余裕ができたので、
名古屋市博物館で開催中の「あんやたん」写真展を見に行った。
これ、
沖縄タイムス社が創刊60周年ということで記念に企画されたもので、「あんやたん」というのはウチナーグチで「あんなだった」という意味。終戦後のアメリカ世から、本土復帰を経てヤマト世へと移り変わっていく沖縄の、「そうそう、あんなだったさ~」というその時その時を切り取った写真のかずかずが展示されている。
いくつかはわたしもどこかで見たような気がする写真だったけど、はじめて見るものも多いし、「うわー、こんなだったんだぁ」と声が出そうになる写真も多数。先日の沖縄旅行の際に通過した糸満ロータリーの写真なんて、けっこう衝撃的でした(笑)。
それともうひとつ。たくさん並べられた写真の中に繰り返し出てくる構図。
「ある日突然空から降ってくる」米軍の給油機。トレーラー。ヘリコプター。押しつぶされる沖縄の人の命や財産。
米軍の横暴に団結して抗議する沖縄の人々。
個々の事例は知っていても、こうやって並べられると、「なんにも変わっちゃいないんだなぁ」という腹立たしい思いもわいてくる。
せっかくこうやって見る機会があるんだから、見に行きましょうよ、名古屋のみなさん。入場無料です。
パート1は27日まで名古屋市博物館で開催。
その後
ピースあいちでパート2が開催されます(9/29~10/17)。
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