映画「1911」とナゴヤの休日
今日はひさびさに完全オフの日。(なにしろ11/3も出勤日だったし~)
とりあえず、8月の
「海洋天堂」以来久しぶりに映画見に行ってきました。
最近孫文がらみの話題が多いなぁと思っていて、そうか今年は辛亥革命から100年目なんだと気づいたのはついこの間。
日本も昔「明治百年」で盛り上がったことがあったものねぇ。中国の人たちにもいろいろ思い入れがあるんだろうなというのはわかる。
しかし今回見た映画
「1911」は、最近付け焼刃的に中国近代史のお勉強をしてたからなんとかついていけたものの、かなり辛かった(笑)。
本来わりと世界史好きなわたしだけど、中国近代のあたりは長年ブラックボックス状態でした。
ジャッキー・チェンがきっかけでカンフー映画を見るようになって、ジェット・リー主演の
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱」という映画を知り、そこに登場する辮髪姿の青年医師が孫文と知ってものすごーくビックリした。イメージとまったく違うやん……ていうか孫文が医者だったなんて知らなかったよ~
(それに比べると今回の「1911」の孫文はイメージどおりだったな)
で、あらためてこの部分を勉強しなくちゃと思って、
世界の歴史〈20〉中国の近代 (河出文庫)なんか買って読んでみたり……
これも笑える話なんだけど、実は河出文庫の「世界の歴史」シリーズはそれまでにほとんど揃えてたんです……最後の戦後史の巻とこの「中国の近代」を除いては。どんだけ中国近代に興味なかったんだわたし。
エンタメという点ではちょっと難しすぎる、っていうか、日本人にはなじみのない話や登場人物が多くて、楽しむという次元の映画じゃないかもしれません。でも日本の幕末史といろいろ比較しながら見ていくと面白いかもしれない。
そしてわたし個人としては、ジャッキーの「プロジェクトA」もジェット・リーの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」もこの「1911」も、多少時間の前後はあるものの、ほぼ同時代の話だというのがなんだかスゴイなぁ……と感心したりして。
今日は映画を見た後カンフースタジオでひと汗流し(明日また筋肉痛かもしれない……)、そのあとひさしぶりに名古屋港へ。
今週末、名古屋港には日本丸と海王丸が入港してるのです。帆船好きを自負する身としてはやはり行かずばなるまい。
やっぱり間近で見ると帆船っていいなぁ~。木造だともっといいんだけど。
時間が遅かったので船内見学はできなかったけど、
横浜港にある先代の日本丸見に行ったことがあるからいいや。
帰りに栄の三越に寄って、納屋橋饅頭を買いました。
わたしが子どもの頃食べてた納屋橋饅頭は、あんまり甘くなくて一箱(10個入り)くらい軽く食べられそうな感じで、皮がすぐに硬くなってしまうので、大昔は火鉢に金網載せて焼いたり、ちょっと昔はオープントースターで焼いて、あつあつの餡で舌を火傷しそうになりながら食べるのが楽しみ……だったんだけど。
上京してしばらくご無沙汰状態の後、ある日食べた「納屋橋饅頭」は、皮が硬くならないフツーの味の饅頭になっていた……
それがショックで以来食べることもなかったのですが、mixiの「名古屋的食文化」コミュニティで、最近一般的になってる「納屋橋饅頭」は
本店の番頭さんが暖簾分けしたお店のもので、昔の納屋橋饅頭は今でも細々と作られ続けているという衝撃の事実が判明。
そこの書き込みを頼りに、その今やマイナーな存在となった
「皮の硬くなる納屋橋饅頭」を探し当ててゲットしたわけです。
(ただしこの納屋橋饅頭は本店のものではなく同じく暖簾分けした「平田町店」のもの。本店のお饅頭は今や柳橋に移転した小さな店舗でしか入手不可能なのです)
家に帰ってさっそく食べてみました。
そうそうこの味、皮にちょっと酸味があってあんまり甘くなくて……懐かし~。
コレでなくっちゃ一箱完食なんてできません。
最も今では可能でもそんなことするといろいろな意味で危険なので(笑)、今日と明日食べる分だけ残して冷凍庫に直行です。
母は本店が柳橋交差点に移転したという話に不満そうでした。やっぱり納屋橋饅頭のお店は納屋橋にないとって……
あ、ここで最初の「1911」に話戻しますが。
プログラムと一緒に写ってるのは前売り特典でもらったジャッキーの缶バッジ。いやジャッキーグッズ貰ったのは嬉しいけどこれをどうしろと……(笑)
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