雪国東京を行く
おととい土曜日、日帰りで東京に行ってきました。
月に一度ほどお稽古で西東京(田無)の師匠宅まで通っているのですが、安くあげるため普段は
JR東海ツアーズの日帰りパックを使っています。
普通に新幹線の切符買うよりお値段は安い代わりに、旅程の変更はききません。
だから東京に大雪が降ろうが、新幹線が運休しない限り行くっきゃない(とほほ)。
というわけで雪道装備に足元を固め、両手を空けるため
フェールラーベンのカンケンバッグに工工四を入れて背負い、一路東京へ。
家を出るころには結構降っていた雨も次第にやみ、浜松あたりでは虹も出ました。
富士山はばっちり見え、ここ最近のベストショット。
三島を過ぎるころからだんだん雪景色となり、東京に着くころには外は大変なことに。
その頃の最大関心事は
「西部新宿線は動いてるか~?」
せっかく東京にたどり着いても、師匠の家に行けなければなんにもならない。
これが浦安に住んでた頃ならさっさとあきらめて師匠にごめんなさいメールを送るところですが、意地でもお稽古して帰らなきゃ旅費が無駄になるというもの。ネットで交通情報を調べたところどうやら動いているようなので、 東京駅地下の「
龍潭」でお昼を食べて、いざ高田馬場へ。ダイヤは乱れていたけど電車は動いていたので、田無駅に無事到着。
ところが~。田無駅に着いたらコミュニティバスは運休。
正直言ってここまでは東京の雪なめてました。仕方ないと歩き始めて、徐々に今回の雪のとんでもなさが身にしみてきました。
いや東京と浦安にあわせて20ン年住んでましたが、こんなスゴイ雪なかったよ。覚えてる限りでは
2006年1月21日の合同おさらい会の時が大雪だったけど、ここまでひどくはなかったし。
(あの時こんなに降ってたらたぶん会場にたどり着けてない)
ここはどこの雪国ですか、と言いたくなるほどずっぽり積もった雪。師匠の家へと続く道は、2台の車がやっとすれ違える幅ですが、歩道の雪かきは完全に放棄され、車道は多少雪が固められているので道行く人はほとんど車道のど真ん中歩いてます。たまーに車がやってくると車道の反対側の端に退避。うっかり歩道に踏み込むと、膝までずぶずぶとはまり込む羽目に……
沿道ではたくさんの人たちがせっせと雪かき。雪に埋もれた車の発掘作業もあちこちで行われています。
とあるビルの前に「頭上注意」の貼り紙。反射的に上を見たらビルの端からはみ出た雪のかたまりが……(怖)
そうこうするうちに師匠宅近くのセブンイレブンに到着して時間調整。熱い挽きたてコーヒーで小休止。見回してみると店内も生鮮食料品の棚はスカスカ。
確かに外がこれじゃ、配達のトラックも来られないよなぁ。
師匠宅についてみると、他のお稽古仲間は雪道ギブアップで欠席。おかげで師匠とのマンツーマン稽古になりました(汗)。
お稽古終わってまた雪道をとぼとぼ歩いて田無駅へ。有楽町に出て銀座わしたショップでお買い物し、晩御飯を食べ、東京駅に戻ってお土産買ったりお茶したりして時間をつぶし、のぞみで帰宅。
家に帰って靴脱いだら、慣れない雪道歩きのせいか足にマメができてました(笑)。
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