2007年01月24日

ちいるんこう

ちいるんこう ちいるんこう ちいるんこう

日曜日に開催された仲宗根忠治先生の85歳の生年祝パーティの引き出物は、先生の演奏が録音された昔節8曲・大昔節5曲のCD(非売品)と、沖縄の老舗「ちんすこう本舗新垣」のお菓子だった。

ちんすこうにしてはなんだか重たいなぁ……と思って、家に帰ってから開けてみたら、出てきたのは「ちいるんこう」だった。わお。

前から食べて見たいと思ってたんだけど、なにしろパウンドケーキサイズのボリュームとずっしりした重さのせいで、ちんすこうのようにそうそう気軽には買って帰れない。なので今までずっと「幻の琉球菓子」だったわけ。いよいよ長年謎だった味が解明されるぞー。

箱の中には真空パックされたちいるんこうがどどんと入っていた。「鶏卵糕」の名のとおり、いかにも卵たっぷり使ってますといった薄黄色の本体に、赤く染めたピーナツの薄切りが散らされて、やっぱ中国のお菓子だなーという感じがする。

賞味期限は10日となっているけど、それはこの真空パックに入ってる限り、ということらしい。開けたとたんに味は劣化していくわけだ。かといってひとりで一度に食べる量には限界がある。うーむ。
というわけで、メタボリックシンドロームに拍車かけない程度の妥協策。半分ずつに分け、片方は冷蔵庫に保存。できるだけ早く食べきることに。残り半分は小さく切り分けて冷凍庫に保存。

さて、準備万端整ったところでコーヒータイム。ちょっと目のつまった蒸しパンといった感じ。卵をたっぷり使っているせいか弾力のある感じだ。甘さはほどほど。それほど自己主張しないところも蒸しパンテイスト。
とりたてて「んまい~っ!」という味ではないけど、これ、きっと昔はすごく贅沢なご馳走だったんだと思うな。

タグ :スイーツ

同じカテゴリー(OKINAWA)の記事
手水の縁
手水の縁(2013-09-29 23:51)


Posted by 唯ねーねー at 19:37│Comments(0)OKINAWA
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。