2010年12月05日

善光寺に行ってきました。

善光寺に行ってきました。

秋の信州」「春の信州」に続く信州シリーズ第三弾、「冬の信州」です(笑)。
さすがに紅葉はもう終わってしまったし、畑のリンゴも姿を消していたけれど、空は青く遠くの山は白く、柿の木にはまだ橙色の柿の実がたわわに実って、これはこれでいい景色。

まず最初に向かったのは昨年の秋にも行った「そば処 上條」。ここのそばで腹ごしらえして、山越えして長野へ。途中の聖高原には少し雪が積もってました。


善光寺に行ってきました。

さて長野に来て本日ふたつめの目的地善光寺へ。
春の信州」で元善光寺に行きましたからね。やっぱ本家善光寺にも行かなくちゃ。
むか~し来たことはあるんですが、もう何十年前だか……タラ~
なんだか門前町がすっかりお洒落になっちゃってました(笑)。

善光寺参りのハイライトは「お戒壇めぐり」。本堂の地下にもぐってその回廊を歩き、ちょうどご本尊の真下にあるといわれる「天国への鍵」、いや違った「極楽のお錠前」というものを探り当てれば極楽往生間違いなし、というやつです。これが中に入ると一寸先も闇、ほんとになーんにも見えないわけで、今ではなかなか経験しがたい「真の暗闇」を経験できるちょっとしたアトラクション(笑)。
いやでも、昔の人にとっては自分の極楽往生をかけた、かなりスリルに満ちた体験だったと思うんだよね。

21世紀の現代では、入口に携帯のバックライトや照明器具を中で使用しないようにという注意書きアリ。こらこら、そんなせこい手を使ってはせっかくのスリルとサスペンスが台無し……いや、ご利益ありませんよ(それどころかバチがあたるかも)。絶対ズルはやめましょうね。

さて、階段を下りて中に入るとそこは真っ暗闇。
正しいお作法(?)は、右側の壁に触れながら歩くとやがて腰の辺りの高さにある錠前に触れる事ができる……というものなのですが、これはあまり混んでないときの話。前方に人が居る場合、その人との距離がぜんぜんわからないので、普通に歩くと前の人にぶつかる危険性大。だから回廊は意外ににぎやか。みんな誰かにぶつかられたくないから自分の存在を知らせるためか、はたまた恐怖をまぎらすためか、結構なんやかやしゃべりながら歩いてるのです(笑)。

で、今回発見した「安全な戒壇めぐりの方法」は、右側の壁に背をつけて横向きに伝い歩き。気分はちょっとしたアクションアドベンチャー(笑)。
右手で前方を探りながら歩いていけば、前の人にぶつかる心配もないし、けつまずいてコケる心配もないし、途中4箇所ある通路の曲がり角にもあわてることなく対処できます。ついでながらこの体勢なら確実に「極楽のお錠前」に触れることもできます。まぁ前を行く人がガチャガチャ鳴らして場所を教えてくれるから、触りそこなうことはまずないんだけどね。

最近「聖☆おにいさん」読んだおかげで、あの二人がここに来たらどんなツッコミ入れるんだろう、とつい想像して笑ってしまった……



同じカテゴリー(旅に出る)の記事
夏の里山
夏の里山(2010-07-24 18:18)


Posted by 唯ねーねー at 23:52│Comments(0)旅に出る
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。